健康によいとされる納豆の持つ血液サラサラパワー

以前、某番組によるねつ造騒ぎで、納豆に対する健康イメージが大きく傷付けられたことがありましたが、それでも健康に良い食品であることは明らかです。
最近では、血栓を溶かす作用が明らかになり、血液サラサラ食品として注目を集めています。

 

血液サラサラに効果的だと評判の成分は、納豆に含まれるネットウキナーゼというものです。
原料の大豆を蒸した段階ではまだ含まれていないのですが、発酵させる過程で、納豆菌の作用により徐々に生成されていきます。

 

ちなみに、納豆1パック中におけるナットウキナーゼの血栓を溶解する能力は、血栓溶解剤のウロキナーゼに相当するとのこと。
毎日食べて、血液サラサラというのは、科学的に理にかなったことだと言えます。

ナットウキナーゼ以外にもこれだけある血液サラサラパワー

さらにいえば、原料の大豆からして、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な健康食材です。
他にも、レシチンは脂肪をタンパク質と結合させエネルギーとして消費させ、サポニンはコレステロールの吸収を阻害し、血液サラサラ度をアップさせます。

 

また、大豆にはイソフラボンという成分が含まれ、女性ホルモンのエストロゲンと同等の働きでも知られています。
コレステロール値がコントロールされ、ナットウキナーゼなどと相乗効果で、血液サラサラの状態へ導いてくれます。

 

一方、大豆摂取には注意が必要な場合があります。
例えば、ヨウ素欠乏状態でイソフラボンを過剰に摂取すると甲状腺肥大のリスクが高まり、また血管系の病気の治療薬ワルファリンを服用中の場合、大豆のビタミンKがマイナスに働き、薬効がそがれる可能性があります。
投薬治療を受けている人は、納豆を食べてもOKか、医師に確認を取っておくと良いでしょう。

ところで、やはり食事だけでは十分な量をとりにくい栄養成分がどうしてもあります。
そんな場合には、サプリメントで補うのも有効な選択枝。
いろいろなメーカーから出ていますので、一覧ページで比較してみましょう。

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