玉ねぎで血液サラサラ?

このところ、玉ねぎは血液サラサラ食材ナンバーワンに取り上げられることが多いようです。
以前から糖尿病の改善にと評判ですが、生活習慣病の予防・改善の魔法の食材なのかもしれません。

 

玉ねぎが、血液サラサラになぜ良いのか、含まれている成分が決め手です。
その代表が、アリシンとケルセチンです。

 

アリシンには、血中の脂質分を減らし、血小板の凝固を防ぎ、血栓をできにくくする働きがあります。
高血圧、動脈硬化、糖尿病などの予防効果が期待できます。

 

また、フラボノイドの一種ケルセチンには、脂肪の吸収を抑制し、体外へ排出する働きがあります。
動脈硬化、糖尿病の予防に、最近ではがん予防に効果が評判になっています。

 

ただし、血液サラサラを念頭に置くなら、玉ねぎは調理方法にも注意が必要。
アリシンは、水溶性の成分で、過熱で容易に分解されますが、油といっしょに調理すれば、成分の分解を抑えられます。
玉ねぎを煮込み料理に使う際、スライスしていきなり水に入れるのではなく、油でいったん炒めてから入れた方が、いっそうの血液サラサラ効果が期待できます。

「ためしてガッテン」流の玉ねぎ料理

ところで、NHKの名物番組『ためしてガッテン』で「血液サラサラ玉ねぎドレッシング」の作り方が紹介され、評判を呼んだことがあります。
最初に、中サイズの玉ねぎ2、3個をスライスし、ざるなどに広げ空気に15分以上さらし下ごしらえ。

 

待っている間、酒とみりんを鍋に入れ過熱し、その傍らでサラダ油などの材料をボールに入れて準備しておきます。酒とみりんが煮立ったらさまし、さめたらボールの中に他の材料も入れ混ぜ合わせたら完成です。さらに材料に新玉ねぎを使うと甘みも出て、食も良く進むことでしょう。

ところで、やはり食事だけでは十分な量をとりにくい栄養成分がどうしてもあります。
そんな場合には、サプリメントで補うのも有効な選択枝。
いろいろなメーカーから出ていますので、一覧ページで比較してみましょう。

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