血液サラサラの薬

血液サラサラのために処方されるのは、血液の凝固因子の働きを阻害する抗凝固薬、血小板の凝固を阻害する抗血小板薬に大別されます。
前者には、ワルファリン、ヘパリン、アルガトロバン、ダナパロイドナトリウムなどがあります。
後者には、アスピリン、シロスタゾール、チクロピジンなどが該当します。

一般に、血液の健康は、食事を含めた生活習慣を改善するだけで、血液サラサラへ向かうのに十分なことが大半です。
ですが、それだけでは不十分だと診断されれば、投薬治療を受けることになります。

患者に処方されるものは、安全性が確認されたものばかりですが、服用に当たっては十分に注意が必要です。
例えば、ワルファリンはビタミンKと拮抗する性質があります。
ビタミンKが豊富な納豆やホウレンソウを大量に摂取すると、薬効が弱められる可能性があるので、事前に医師や薬剤師によく相談しておくべきです。

血液サラサラへの基本は、血液を固まりにくくし、血流をスムーズにすること。
ですが服用方法を間違えるなどして、出血が止まりにくいなどの副作用が出るケースはあります。
あざができやすい、黒い便が何日も出る、鼻血や歯茎の出血が止まりにくいなどの自覚症状が見出されたら、医師の診断を受けるのがベターです。

ところで、やはり食事だけでは十分な量をとりにくい栄養成分がどうしてもあります。
そんな場合には、サプリメントで補うのも有効な選択枝。
いろいろなメーカーから出ていますので、一覧ページで比較してみましょう。

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